原発問題は中長期で冷静に。

沖縄の国際映画祭に参加。本日開催予定のレッドカーペットに参加し、夕刻戻る予定。

沖縄に居て、違和感を感じる事が数点。

いろんなイベントが休止や延期になっている。
やっていたとしてもチャリティ含みですが、
理由が「東日本大震災」の募金となっているのです・・・。


ホテルにてCNNなど海外メディアを観る。
彼らの興味は原発問題ですが、扱い方は「Japanクライシス」となっています・・・。


東京都民からすると、
岩手県、宮城県を中心とした広域災害で、千葉の液状化現象や
福島の原発が問題になっているわけですが、
「東日本」全体の災害ではないですし、「日本全国」の問題ではないわけです。

しかし、メディアが「東日本・・・」「Japan・・・」と
まくしたてる事により、風評被害が出ている。

これだと外資系の企業が大阪や福岡、香港やシンガポールにHQを移そうとするのも
無理は無いな〜と。

少し間違って伝わっている気がします。
もう少し冷静に確実に、視聴者を無理に煽らずに伝えてもらいたいと思います。


===========================
で、宝さんは、「原発問題を何で冷静に捉えているの?」と
知り合いからのメールが多いので、思い切ってブログにUPしようと思います。

専門家でもないですし、最終的な責任を取れと言われたらできませんが、
いくつかの視点で、「東京」であれば原発問題は直接被爆は関係なく、
食品などに含まれる放射能をどうやって回避するか?という間接被爆の問題を
中長期的な課題として冷静に対応するだけだなと思ってます。


●事象視点
 ・ヨウ素、セシウム、プルトニウムなどは重い。
  なので、飛散範囲は30kmと設定されている。
 ・米軍が退避範囲を80kmと独自設定しているが、
  アメリカの原子力専門家チームは、30kmで適切としている。
 ・リトルボーイ(広島原爆)は爆心地から周囲数キロは直接被害を出すものの
  四国の松山(25km)、岡山(130km)、神戸(250km)では
  有意な被害は観察されていない。
 ・リトルボーイの500倍と推計されるチェルノブイリでも30km圏内での被爆が基本。
 ・チェルノブイリから100kmのキエフ(現ウクライナ首都)でも
  有意な被爆は観察されていない。
 ・チェルノブイリは、原子炉運転中の事故だが、今回は原子炉停止、核廃棄段階事故。

●兵器視点
 ・戦争の兵器として最強は原子力爆弾、中性子爆弾。
 ・原子力爆弾においては200kmという超広範囲に
  直接殺傷能力を出せるものは存在しない。
 ・もし存在するなら、戦争用のミサイルとかで応用されるはず。

●人視点
 ・もし200kmも離れて直接被爆の影響が出そうなら、
  IAEAの専門家が来日し、東京に来るはずが無い。
 ・その他、様々な原子力、放射能に詳しい方は、
  東京の放送局に来ないで、即座に逃げているはず。



なんて、いろいろ考えます。

直接問題に関わった訳ではないですし、得た情報が間違っている可能性はありますが、
総合するに、「大丈夫なんじゃないかな?」と思っている次第です。


既に、牛乳や水、食品から通常基準よりも高い値の放射能が検出されているようで、
間接被爆の可能性は高まっていますが、東京から逃げたり、感情的に騒ぐよりも、
「中長期で冷静に対応する」のが最も効果的な原発問題への策だと思います。




PS:今晩から、東京に戻りますが、明日からは、可能な限り通常業務に戻さないと、
  3月の景気後退が4月5月と更に長期の影響になって、
  災害による直接被害よりも大きな経済影響になると心配してます・・・。

  経済活動を停めてはダメ!
  ビジネスマンは、働いて支援!





美ら島 Entertainment Conference

この週末から、吉本興業が取りまとめている沖縄国際映画祭に参加。

第3回目になる今回は震災の関係で、縮小して開催。
海外からのお客さんや、タレントの方々もおこしになれない方も多いようだ。

こんな時期に開催するなんて不謹慎だ!と言う方もいらっしゃるかも知れませんが、
「経済活動を停めない」のもビジネスマンとして必要な事だと思います。


そんな中、エンターテイメント業界が抱える課題について語る会
「美ら島 Entertainment Conference」 に創立委員として参加させていただきました。
広告ビジネスを基本とするD2Cですが、エンターテイメントの方向性が
ユーザに与えるインパクトは大きいため、こういった少し広義のビジネス接点がある
カンファレンスにも参加させていただく事にしました。

写真左から、吉本興業代表取締役社長 大崎さん
GCAサヴィアン代表取締役MD 加藤さん、インテル代表取締役社長 吉田さん
クォンタムリープ代表取締役社長 出井さん、僕、
TMI総合法律事務所パートナー 水戸さん。

いろいろな話がありましたが、かいつまんで言うと・・・。
・エンタメの定義は崩れつつある、新たな枠組みが必要。
・ネットデバイスは猛烈に普及する。
・エンタメ関連M&Aは増えざるを得ない。
・国際会計基準の導入は、エンタメ業界に大きなインパクトを与える。
・著作権のフェアユースが日本にも必要。
・プロが活躍できる領域が増えないと、ビジネス拡大しない。
など・・・、その分野の専門家が自分の領域からエンタメを捉えた話で
とても刺激的でした。



参加させていただくだけで光栄でしたが、議論に参加できたのは
もっと楽しかったです!


その後の懇親会にて、元ソニー社長の出井さんとかなり長く
話をさせていただきました。

「世界のソニー」に飛躍させた先輩方は懐が広いな〜。









自然災害から人災へ


東北関東大震災が発生してから1週間が過ぎようとしている。

地震は、津波をもたらし、巨大津波は原発を危機に陥れ
原発の危機により、大規模な電力不足に陥っている。

災害規模の全容を把握する事も困難なら、
原発のコントロールも未だできておらず、電力回復の目処もたたず、
避難民の救援もままならない状況に、日本中がいらだち、不安を抱えている。


語弊があるかもしれないが、自然災害はしょうがない。
予知をしていようが、準備をしていようが、人間の力では抗えない。
自然に抗っても勝ちようがない。
悔しいとか悲しいとか思っても、自然災害については、
自分達で冷静に受け止めて、亡くなった方の冥福を祈りつつ、納得させるしかない。
寂しい事ですが・・・。


しかし、支援物資が届かないとか、搬送ができないとかって、
被災者の方が亡くなるのには、猛烈な憤りを感じます。

自然災害から人災にフェーズが変わってきているのではないか?


■今回の自然災害は「超広域災害」。
 日本が初めて経験するほど広域かつ深いダメージを負っている。
 にも関わらず、解決策が、従前とした「避難所」を支援する策しか行われてない。
 
 「避難所」ではなく「避難者」を支援する策で考えれば、
 より多様な方法が検討されるべきです。

 根本策は、被災者移転を考える事だと思います。

■被災者移転を考える理由
 可能な限り速やかに震災の影響が少ない県に
 避難者を移して行くことを検討しないと
 2000カ所以上に散らばる40万人を支援し続ける事が厳しくなると思います。

 現在は緊急なので、日本のすべての資源を
 避難所に集める事が物理的に可能かもしれませんが、
 1ヶ月、2ヶ月、半年と続けられるのでしょうか?
 ここが根源的な理由です。

■移転によるメリット
 移転できれば、移転先のボランティアが
 安全、安定的にサポートできます。

 支援物資も、容易に届くようになります。
 
 要は衣食住という生活に根本的なものを
 最低限のレベルでは、提供できるようになります。

■移転によるデメリット
 安否未確認の方を見捨てるような雰囲気に・・・
 生まれ育った場所から離れる悲しみ・・・
 心理的なデメリットが最大のデメリットだと思います。


いくつかの県では移転と受け入れの検討が始まったようですが、
県や、エリア毎の対応では足りない。

これ以上の人災が広がらないようにするには国レベルでの
早期実現が必要だと思います。


あ〜もどかしい・・・・。



PS:福島原発の避難エリア20kmに住む方も
  安全確認には、時間を要すると思いますので、
  移転策の検討、早期実現が必要だと思います。


PS:短絡的な施策と言われてもしょうがないですが、
  一考の余地があると思い、記載しています。
  読者の皆様に失礼があった場合には、ご容赦ください。







効率の非効率

僕の時計は、ROLEXの自動巻き。身につけ始めて15年以上になる。
何度かオーバーホールに出しているが、身につけている以上、ゼンマイが稼働し、
時刻を刻み続けてくれる。

海外旅行に行ったついでに購入したデジタル時計は電池式。
ROLEXを身につけるので、しばらく身につけてない。
久しぶりに見てみたら、停まっていた。

どちらの時計も、時刻を刻む為の様々なパーツで構成されているのだが、
デジタル時計の方が、薄くできていることを考えると
構造としては簡易で効率的なんだろう。

しかし、電池がなければ、停まってしまう。
停まってしまうという事は、最終的には効率的なのだろうか?

============================
経営でよく使われるのが、「JUST IN TIME」
必要なものを必要なタイミングで活用する事を意味している。

モノ作りにおいては、在庫を極限まで下げ、
必要なパーツは、直前に手配し、手元に届き、
工場でくみ上げて、出荷し、お客に届ける。

電力においては、需要予測を的確に行い、
無駄に発電する事無く、必要な分だけ、供給する。

戦後一貫して、経営効率の向上に努めてきた日本企業は
きわめて効率的で、日本全体が「JUST IN TIME」になっている。


お腹が減れば、コンビニ飯。
必要な分だけ蛇口から出る水。
ボタン一つで、水がお湯に。
十分な電力供給力に基づいた電車の運行スケジュール。

言い出せば切りがないほど、すべてが「JUST IN TIME」の
超高効率な社会が日本ではないか?

============================
「自然災害」によって「JUST IN TIME」の歯車が少しだけ狂った。


時計で言えば、パーツが一つ足りない。電池がない。
モノ作りで言えば、造ろうとしている部品が届いてない。
お客からすれば、あって当然のものが存在しない。


当初は「自然災害」だったものが、超高効率な「JUST IN TIME社会」に
あって、徐々に「人災」に変わりつつある。


効率を高める事は、最終的に効率的なんだろうか?
余分、無駄というのが、必要なんではなかろうか?

今回の災害をきっかけに、いろんな事を考えそうだ。












渡邉美樹さん講演会

昨晩は、経営者の勉強会に、本間総轄と参加。

参加者は少ないかな?と思ったら、予想以上に参加率が高い。

久しぶりに会う経営者の方々が、口を揃えて言うのは
・経営TOPが下を向いていたら、日本の未来は更に暗くなる
・現在、東京から逃げているような人は、
 状況認識が足りないのでTOPにはなれない。
・経済活動を停めたら、ダメだ。レベルは下げても絶対に停めるな!
・物資とエネルギーはある。根本課題は、エネルギーの搬送だ。
などなど、経営者の考える事は皆同じ。



全員での黙祷から始まった渡邉氏の講演は1時間。
いろんな困難を超えて、現在があるのがよく分かった。

昨日の講演会の前日にも、仙台にトラックで救援物資を運んでいたようだ。
アグレッシブさと明るさが人を引きつけるのだと感じた。

既に都知事選に出る事を表明しており、
その辺りの話も聞ければと思っていましたが、いっさい無く、
「仕事に対してどのような姿勢で臨んできたのか?」という
経営者に向けてのメッセージでした。

東国原さんを始め、いろんな方が立候補している東京都知事選ですが、
候補者が知恵を出し合って、より良い方向に導いてもらいたいと思います!


講演会後の懇親会にて記念写真。
左から、本間総轄、渡邉氏、宝珠山(私服&ヒゲ)








最近の喜怒哀楽

広域災害が続く中、ずーっと下を向いているわけにもいかないが、
少なくとも、今週はほとんどの事を延期せざるを得ない状況だ。


そんな中、地震発生後に感じている喜怒哀楽。


■喜
1:日本は強い!
 ・世界に冠たる建築基準(耐震、免震技術など)。
 ・改善の余地はあるが、地震速報。
 ・災害時の日本人の冷静さ、協調力、対応力。
 
2:世界からの支援!
 ・各国からの支援チーム派遣
 ・著名人からの支援金、義援金

素晴らしい!&ありがたい事です。


■怒
1:誰が最終責任者なの?
 東京電力、原子力安全・保安院、官邸、3者が原発の状況を語る・・・
 どれが最新で、どれが確定情報なの?
 どこか一つにまとめてくれないかな〜。
 最終責任者が適切に報告してくれれば良いんだけどな〜。

2:こんな時に検挙しなくても・・・
 公共機関が動きにくい。なので、自動車で移動。
 災害時、非常時なので、駐停車禁止の所に停めている車もある。

 それを駐車違反民間監視員(緑の服の検挙人たち)が検挙していた。
 しかも交通量がほとんどない道路に停車中の車を検挙してました。

 彼らも、稼がないとダメなんでしょうが、
 何もこんな非常時に検挙しなくても良いのではないでしょうか?
 僕が検挙されたわけではないですし、違反は違反ですが、
 感情的にはマジむかつく。
 
3:売り抜ける株主=株式売買者
 日経株価平均が1万円を大きく割り込み9000円以下に。
 
 辛い時にサポートしてくれず、調子が良い時だけ買う
 株式売買者に嫌気が指します。
 
 企業経営者として不適切な発言かもしれませんが、
 株式を保有する人=「株主」として等しいはずですが、
 単なる株式売買者としての「株主」と本来意義としての株主とは
 分けて考えています。

 日本市場の弱含みを根拠に、世界同時株安の傾向がありますが、
 単なる株式売買者が多ければ多いほど、世界経済は悪化傾向だな〜と。
 いまこそドーンと構えて欲しいですね〜。

 
■哀
 地震、津波で亡くなられた方々。
 甚大な広域災害に遭い、避難生活を強いられている方々。
 原子力災害の予防で、避難を余儀なくされた方々。
 お悔やみとお見舞い申し上げます。


■楽
 「おに〜のパンツはいいパンツ〜、強いぞ〜強いぞ〜・・・」と
 子供が歌っていた。
 スーパーのレジに長蛇をなして並んでいる人々ががクスクスと。
 ちょっとした事が楽しみに。


 D2Cの社員も、皆元気そう。
 放射能から走って逃げてくれそうなぐらい元気です(笑)




いつまでも下を向いていてもしょうがない。
「明るく、楽しく、厳しく」行きましょう!

 

 


 


福島第1原発の状況について(推測/憶測)

福島第1原発の状況を日々追っている。

別に原子力の専門家でもないし、算数も理科も不得意だったが、
単になんでこんな問題が起こっていて、
海水を給水し、冷却する状況になっているのか?
にもかかわらず爆発しちゃって、てんやわんやなのか?が
分からなかったからだ。

本日夜、NHKが状況をうまく纏めていたので、
もやもやしていた僕の頭の中もクリアに。

推測と憶測含めて、記載しておく。


■原発のレイアウトについての推測
 今回の原発は海の近くに設置されているが、
 要は冷却用の水源を海水に求めているのだろう。

 しかし、原発そのものを海側にレイアウトするのは
 得策ではない。

 海水を給水し、水質を変換し、冷却用に使った後に
 海に戻す事を想定すると、給水設備、モーター設備、排水設備が
 海側にある設計が最も合理的となる。

 もし、海水を冷却用にしていないにしても、給水排水設備を
 設置するなら、海側の方が合理的なレイアウトになる。

 資料映像と、事故後の映像を見ると、海側の設備が
 ほとんどなくなっている。

 海の外側に外壁をもうけて、高波をよけているにも関わらず
 設備が見られない事を考えると、想定以上の高波が来たのだろう。
 
■爆発などの事象からの推測
 原子力コントロールは、冷却し、閉じ込めるのが重要みたいです。
 それが、今回は地震と津波による緊急停止の後に、
 冷却不能になり、炉心溶解にすすみ、爆発に進む・・・

 第1、第3の後に、第2、第4と問題が発生し、第5第6もどうか?という中、
 順番と時間差を置いておこっている事象はほとんど同じ。
 なぜだろう?

 ●冷却
 ・燃料棒の冷却がうまくいってない結果、熱が溜まり、燃料棒が露出。
 ・燃料棒の露出により水素が発生し爆発。
 ・第4は、使用後の核燃料を冷やすプールの水が温度上昇した。
 ・すべて冷却がいかない理由は、「冷却用の給排水がうまく機能していない。」

 →通常の冷却用水が用意できないので、
  近くにある「海水」を使って冷やすしかない(のだろう)。

 →要は海側に設置されていた設備がそれであり、
  津波で流れたか、電気系統の故障で、機能しない(のだろう)。

 ●密閉
 専門用語でどういうのかわかりませんが、とにかく何重にも覆っています。
 一番内側の隔壁があり、冷却含んだ隔壁があり、さらにコンクリートの外壁で覆う。

 第1と第3は、コンクリ外壁がすっ飛んだ。
 第2は内側の隔壁に少し穴が空いた。
 第4は、コンクリ外壁に少し穴が空いた。

 →要は厳密に言う密閉性は保たれてないという事。

事象から想像するに、相当タフな状況に追い込まれているわけです。


■放射能は漏れたのか?
 残念ながら、設計時の密閉性が保たれていない以上、
 「少しは漏れている」と考えて良い(と思う)。
 これは、いくつかの観測地点で通常よりも高い値が検出されているので
 「漏れた」と言い切れるでしょう。

■健康被害はどの程度なのか?
 D2C社員が多い東京を前提に考えると
 放射能が漏れていて飛んできていたとしても、
 現時点での計測値だとX線検査の半分程度の被爆量のようだ。
 
 残念ながら原発周辺では被爆が少し発生して、健康被害が出るだろうが、
 50kmとか100kmと距離がある人々が怖がる問題では
 現時点ではない(と思う)。

 放射能に怯えるよりも、計画停電によるエレベータ閉じ込めや
 信号麻痺による交通事故の方がよっぽど確率が高くて怖いと思う・・・。


■今後はどうか?
 金曜日までは予断を許さない(のではないか?)。

 というのも、
 ・当初350名程度の人員で対処していたのを50名程度に減らしている(ようだ)
 ・第4は突然、爆発音がして、今朝問題になったのを考えると
  火曜日時点で問題になってない第5、第6は本当に大丈夫なのか?
 ・当初から後手で、対処している感じが否めない・・・。
  ※必死に対処しているのは理解してますが、どうも後手後手感が・・・

 →手薄になってる中で、監視対象を広げ、
  具体策を実行しなければならないわけで、大丈夫なのかな〜
 

■結論
 現時点では、もう少し様子見としか言いようがありません。
 が、冷却は進んだとしても閉じ込めるにはもう少し時間がかかるでしょう。
 となると、放射能物質の微量飛散を前提として、
 生活設計をする必要があるんだと思います。
 
 原発に3kmや10kmという人も、しばらくは戻れない事を前提に
 どうやって生活を成立させていくか?という県や国レベルでの解決策を
 模索しないと駄目なのだと思います。



健康被害はないと思うけど、上記のような理由から、
D2C社員は、とりあへず在宅勤務を推奨。
念には念を入れて、もう少し様子見にしたいと思う。



PS:電力不足にしても、原子力コントロールにしても
  数ヶ月から数年のスパンで抜本策を考えないと駄目ですな〜。
  明日はどうなることやら・・・。






地震、津波、電力不足、原子力コントロール

11日に発生した東北関東大地震。発生から5日目。

大きく揺れたとはいっても、「地震」そのものによる直接被害は、
それほど大きくなかったと、今では感じる。

地震によって引き起こされた「津波」は、
いくつかの市町村を壊滅的な状態に陥れ、
現時点でも死者5000名超、身元不明1万名超、避難者約40万人という
かつてない規模の広域大災害となっている。

その「津波」は日常生活に不可欠な「電力」を生み出す
「原子力コントロール」機能を麻痺させ、「電力不足」を起こし、
「放射能災害」という可能性まで引き起こしつつある。


5日たって、今回の地震がどれほどのパワーだったのかを
改めて考えさせられる。


==============================
フェーズが移り続ける災害は、身元不明者の捜索ステージから、
下記3つに集約されつつある。

1:いかに避難者を支援、救援できるか?
2:いかに電力不足を補うか?
3:原子力コントロールを維持し「放射能災害」を避けるか?


で、解決には何が重要か?考えてみた。
==============================
1:いかに避難者を支援、救援できるか?
==============================
■衣食住
 「衣食足りて礼節を知る」ということわざもあるが、
 災害時の避難者は、もっと根源的なところに行き着く。
 結果は、食>住>衣

 ●食
 生きるというのは、究極的には、食べる事。
 だとすれば・・・「腹が減る、喉が渇く」のをどうにかしたい。
 これが、まずクリアされるべきだが、配給が滞っているエリアもあるようだ・・・。


 ●住
 人間は社会性を持っているとはいえ、常に外部と接し続けると
 やはり大きなストレスを感じるだろう。

 宅地を更地に戻し、家を建て直すには、相当な時間を要する。
 2年ぐらいはかかるのではないだろうか? 

 となると、仮設住宅が必要になるが、
 食レベルの配給が滞る中、更に物資輸送が必要な
 住の解決は難しいはずだ。少なくても、食の解決が住んだ後だろう。

 ●衣
 格好を気にしなければ、良いかもしれないが、
 サイズが違う服を着たりするとかえって動きを阻害し、
 ストレスになるのでは?

 衣の問題は、究極は「温度調節」と考えると、
 衣服よりも、毛布や暖房器具といったものに行き当たるのではないか?

 衣服や毛布も配給が滞っているエリアがあるようだが、
 やはり食の解決が優先だろう。

 また、暖房器具は器具よりも運用の燃料が課題になるので、
 衣服、毛布の配布の方がより簡易に解決できるものだと思う。


解決優先順位が食>住>衣であると仮定し
それを解決するには、いずれにしても「物流」が重要となる。

とりあへず届ける一時的な物流をベースに継続的な物流の解決が必要だが
ルートを整備し、継続物流までこぎ続けるのは、広域大災害なので
難しいのではなかろうか?

で、考える・・・
「被災者を西日本の各県に移動させる事を検討した方が早い」
のではなかろうか?

被災民40万人の食>住>衣の物資を運び続けながら、
物流ルートを整備し続けるよりも、40万人を日本海ルート経由で
西日本の20都道府県に移動させる方が、トータルコストは当然低い。
かつ、安全性も高い。

地元を離れたくないという気持ちも分かりますが、大災害以上の
広域大災害なので、被災者移動プランについても、検討の余地があると思います。

=============================
2:いかに電力不足を補うか?
=============================
難しい問題です。そもそも電力をいかに安定供給できるか?という
事業者そのものの課題だからです。

自然の猛威によって、急激に削がれた創出力を
いかに再生するか?難しい課題です。

中長期需要予測に基づき、電力を創出するための設備投資を続け
安定供給の努力をし続けてきた訳ですが、以下が電力の発電方法。

火力、水力、風力、波力、潮力、地熱、太陽光、原子力。
他にも、いくつかあるようですが、代表的なのは、これぐらい。

で、どれがどの程度効率的か?とか現在稼働しているかというのは、さておき・・・
最近の自宅太陽光ソーラーパネル発電をのぞけば、
これらすべては、大規模な自然災害の発生により、
供給設備にダメージが発生すると同様な問題が起こるという事です。

要は、供給設備1個に頼る分が大きいという事です。

今回の福島原発の損傷具合を鑑みると、復旧には数年かかるでしょうし、
原発そのものへの批判も相当高まると思われるので、もしかしたら
復旧できないかもしれません。

と、考えると・・・

家庭レベルでの自家発電装置を大量に設置する事が
今後継続的な課題に対しての解決策なんではないでしょうか?
要は、猛烈に分散化を図るという事です。

自家発電装置としてはソーラーパネルを思い浮かべますが、
弱い風力で回る風力発電装置も開発されていると聞きます。

集中的な電力創出、送出、利用から、分散化創出、利用に
大きく変革するわけです。

再度、大規模投資をして、集中創出を目論むよりも
安全、安心、低コストかつ持続的な電力創出に繋がるのではないでしょうか?

※家庭レベルは、上記対応にして、
 企業レベルは別途検証が必要だと思います。

==============================
3:原子力コントロールを維持し「放射能災害」を避けるか?
==============================
これも、難しい問題です・・・。
報道を観る限り、時間を追うごとに悪化の一途です。

あまりに専門的分野なので、安易な回答は出せません。
が、少なくとも
1:問題のレベル分けを行う。
2:次に何が確認されたら、政府はどういった指示をする
というのは、明示して欲しいな〜なんて思います。

例えば、避難の範囲設定ですが、
3km、10km、20km、30kmと広がり続けてます。
どこまで広がり続けるのでしょうか?
50km?100km?200km???
どうなると、範囲が伸びるの?

範囲に入る側も入らない側も、逃げるにしても、逃げないにしても、
こうなった場合はこうする予定という「最大値」を知りたいのだと思います。


万が一、放射能が多量に放出され、その放射能は風向きと風量によって
どこに飛散するかわからないので「最大飛散距離」はわからないにしても、
「距離」と「時間」によって、大きく放射能の被爆率は下がることとか・・・
ほとんどは??km以内に落ちるはずであるとか・・・、
被爆しても除去を何日以内に行えば、大丈夫であるとか・・・、
直接被爆以上に、今後の課題は、間接被爆であるとか・・・、
そういった情報を出す必要があるのではないでしょうか?


冷静に淡々と、本問題を受け入れていますが、
少なくとも、一国民として見ていると
「事後報告ばかり」で「予測、推測」が全くなく
見ている側も「対応策がたてられない」・・・。

なので、本当は安心していてよいはずの東京都民ですら
「食品、飲料の買い占め」に走りがちになり、
海外のメディアは「日本は本当に大丈夫か??」なんて言う訳です。


僕には、解決策は見いだせませんが、
「原子力コントロールは手中にあります」というメッセージを打ち出すのが
現時点での、最大の解決策だと考えます。




官邸のリーダーシップ型解決を強く望みます。












災害に伴う事業継続性

余震も続き、電力不足が懸案となりつつありますが、
D2Cも事業継続性担保が課題となります。

オフィスやサーバー群は自己発電装置がある設備なので、
短時間や1日程度の停電ならば問題ない。

社員の携帯、PCなどは、端末の蓄電力と使用状況によってしまう・・・。
あとは通信ネットワークの確保です。
ITが行き渡った結果、どの会社も課題は似たようなものになると思いますが・・・。


■延期
 ・広告主セミナーは延期とさせていただきます。
 ・新卒採用面談、中途採用面談も延期
 他、急を要しないものは、基本延期とさせていただきますので、
 ご理解のほどお願いいたします。

※広告主の方々、採用面談をさせていただく方には、
 可能な限り、早めに連絡をさせていただきますので、
 よろしくお願いいたします。

■事業関係
 ・プッシュ型媒体を中心に、掲出を一定期間取りやめさせていただきます。
 ・新規広告掲載希望企業の方々に、適切なタイミングで返答できない場合があります。
 
※上記以外の他検索連動やバナー広告掲出なだにおいても、
 広告主のご要望に応えられない場合がありますので、
 ご理解のほどお願いいたします。



■社員へ
========================
安全安心を優先して、業務遂行願います。
========================
 ・無理に通勤しない。
 ・出退勤の際は、上長に連絡必須。
 ・上長との連絡がつくように。
 ・服装も動きやすく防寒対策ができるもの。
   
 



被災者の支援、救援が先であり、復興を語るのはまだ早いですが、
一日も早い復興を、全員で目指したいと思います。









ご冥福とお見舞いを申し上げます。

11日に発生した東北地方太平洋沖地震をきっかけとした
東北、関東甲信越の群発地震は想像以上の災害となっている。

地震に端を発して、津波、火災、雪崩、崩落、原子力コントロールなど
個人、企業レベルを遥かに超えて、県、国レベルの大きな課題だ。

世界各地からの支援に感謝しつつ、
D2Cも微力ながら尽力したいと考えます。

2次災害を含めて多くの方が亡くなられていますが、
ご冥福をお祈りすると同時に、
今なお安否確認がとれない方々、被災者の皆様、
その親族と関係者の方々に、社を代表してお見舞い申し上げます。











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