日本の広告費2016とアドフラウド

電通から日本の広告費2016が出ました。

http://www.dentsu.co.jp/news/release/2017/0223-009179.html

2016年1月〜12月の統計です。

 

詳細はリンク先をみて頂くとして、コメントいくつか。

 

・ラジオ広告は底を打った感じ。radikoも役立ってるんだろう。

・テレビはなんだかんだで、まだまだリーチが強く、現状維持。

 変化が来るのは第5世代の通信が入ってくるあたりだろう。

・新聞、雑誌は「紙」での発行形態の減少に引きずられ過ぎでは?。

 デジタルでの発刊・配布が普及して行く中、そこでの広告ビジネスはこれから。

・インターネット広告が媒体費用だけで1兆円超え。

 通信速度の高まりと、動画コンテンツの普及に伴い、

 広告掲載予算は、引き続き拡大していくだろう。

 

ということで、ネット全盛になってきているわけですが、

業界人としては、いささか危惧も。

 

============================

2月18日(土)の読売新聞1面にアドフラウド関連の記事。

39面には関連記事も。

タイトルは「ネット広告 閲覧水増し」

 

なかなか刺激的な記事タイトルですが、

デジタル広告業界関係者は、既に認識している課題。

 

そもそもアドフラウドとは「広告ビジネスを使った詐欺」で、

欧米ではかなり深刻な問題に。

わかりやすく言うと

・媒体側は広告を掲出していないのに、広告主に掲載費を請求がなされる。

・広告表示が自動で変わる為に、実際には人に閲覧されてないのに広告主に請求がなされる。

・広告閲覧した人がクリックしたのではなく、機械的にクリックされて、広告主に請求がなされる。

などです。

 

新聞、雑誌、ラジオ、テレビの有限コンテンツの有限広告モデルと異なり

インターネット広告の媒体は無数に増え続け、広告スペースも無限に広がる。

結果、広告素材と掲出するスペースを効率的にマッチングさせる

アドテクノロジーが、各種発達し、それを悪用している事業者が登場。

 

すべてのビジネスは、悪用を考える人が居るんだと思いますが、

ネット領域だと国境を越えてシステマチックにできたりするので、たちが悪い・・・。

 

欧米と異なり日本でのアドフラウドは統計的に見ると、率が少ないと思いますが、

広告主に安心して利用してもらい、ユーザに健全に観てもらう環境が整わないと

業界としての信頼を毀損し続けるのは自明の理。

 

課題を内包しつつも成長するインターネット広告業界。

自浄作用が働くべく、動き続けないと。

 

 

 


皆さん元気

iモードが開始して18年。

昨晩は関わった人の同窓会。


競合に行ったり、事業立ち上げてたり

ドコモに居ない人も多く、いろいろと散らばってました。

 

辞めた人の中で、一番成功してるのは

FaceBookでVPやってるJohnさんかな?

 

皆さん元気そうで何より。


 


AWAsia returns on may29-june1

昨年初開催されたアドバタイジングウィークアジアですが、

今年も開催されることになりました。

 

昨年に引き続き、アドバイザリーメンバーに選ばれているので、

まずは告知だけでもお手伝い!

 

http://asia.advertisingweek.com

 

■日時:2017年5月29日〜6月1日

■場所:六本木エリア

 

詳細は未定ですが、

キーノートやパネルディスカッションなど

なかなか聞けない人が集まってくるのは昨年と同じ。

 

1万人を超える参加者が見込まれる広告業界のイベント。

業界関係者の方は、まずは日程を押さえから。詳細は追って(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 


NTTR&Dフォーラム2017

今年もNTTグループの技術展示会である、NTTR&Dフォーラムヘ。

場所は三鷹にあるNTT武蔵野研究開発センタです。

https://labevent.ecl.ntt.co.jp/forum2017/info/

 

バリューパートナーを掲げるNTTグループの技術展示は、

AI、IoT、VR、AR、MR、セキュリティ、クラウド、

もちろん、通信基盤技術も含めてあります。

 

海外からのお客やグループ内外からのお客も多く、

かなりの盛況感があります。

 

CESや他の通信展示会と比較しても、面白そうな技術があるのですが、

どうも内向き感が否めない、、、CESとかにNTTグループの要素技術展示とか

してみたら、凄さとか、新規パートナーとか見つかって、

オープンイノベーションも加速するんじゃないかな?と。

 

===============================

センタ横にあるNTT技術資料館にも訪問。

http://www.hct.ecl.ntt.co.jp/index.html

 

ペリーが浦賀来航時に、モールス信号機を置いて行ったのが

日本の通信の夜明け。

 

その後、いろいろ発展し、1970年代に今のケータイの原型が発表され

パケット交換理論に基づき、通信基盤がネット基盤に。

 

そういった技術資料館の最後の最後に登場してるのが、

「広告への応用」みたいな話。まだまだ夜明けって事です。

 

 

 

 


IAB Japan発足!

IAB Japanが発足しました。

http://www.jiaa.org/dbps_data/_material_/common/release/iab-jiaa_release_170201.pdf

 

といっても、何の事やら分からないと思います(笑)

デジタル広告業界の人的には、理解しておいた方が良い事かなと。

 

 

 JIAA(Japan Interactive Advertising Association)は、

日本のデジタル広告の業界団体です。

現在、220社以上の加盟社がおり、日本のデジタル広告産業の活性化と

各種ガイドライン作成などに奔走しています。

D2Cは設立から関与し、設立以来、理事を出してきています。

 

世界を見回すとIAB(Interactive Advertising Bureau)という団体があります。

これは、米国に本社を置くデジタル広告の業界団体であり、

既に世界42カ国に展開しています。

 

両団体ともに、数年前から交流があり、日本市場の説明をJIAAがしたり、

グローバルで起こっているデジタル広告産業の課題や対応策を

IABからJIAAにしていたりと、世界のデジタル広告産業の課題を共有し、

発展に寄与して来ています。

 

今回は単なる交流から1歩進めて、JIAAがIABからライセンスを受け

対外的にIAB Japanになるという事です。

これは、産業史的に見ると、大きな節目かなと。

 

IABに準拠したグローバルルールが日本に入ってくる!

という黒船脅威論的な話ではなく、

世界中で、デジタル広告産業が拡大している中、

各国のデジタル広告産業は、グローバルな視点でないと解決できないものも

数多くでてきているので、共有・協力して行った方が良いという事だと理解しています。

 

 

自国優先ではなく、オープンマインドで。

期待しています。

 

 

 

 

 

 


JIAA コンプライアンス意識強化への取り組み

広告業界、デジタル関連産業の

コンプライアンスへの意識強化が必須な昨今ですが、

業界団体であるJIAAも「コンプライアンス意識強化への取り組み」を開始。

 

各社が取り組むと同時に、業界として取り組む事が

産業全体の底上げを図り、社会への定着を促進すると期待しています。

 


ビジネスインサイダー 日本版ローンチ!

ビジネスインサイダーの日本版ローンチイベントに参加。

https://www.businessinsider.jp

グローバルで観るとビジネスニュースメディアとしては1番。

日本では、知る人ぞ知る的なネット媒体でしたが、

日本版ローンチで、ビジネス界では一定の存在感を発揮して行くだろう。

 

既に13カ国で展開してるようなので、

英語を読まずとも、ニュースが読めるのは嬉しい限り。

 

日本版の版権を有したのは、メディアジーン。

複数メディア展開してますが、ビジネス、お上手。

 

保護主義、ポピュリズムが台頭する国レベルですが、

ビジネスは国境を越えており、ビジネスと政治の線引きは難しく。

地政学含めての記事等、記事範囲広く出るんだと思いますので、

期待しております。

 

 

 


業界いろいろ

本日仕事納め。

 

といっても、ぎりぎりまで打ち合わせが詰まっている訳ではなく、

今週はそもそも打ち合わせを少なく。

年末年始の挨拶もお断りするようにしています。

 

挨拶回りという慣習もわかるのですが、

「挨拶の為の挨拶」に時間を割くのは

お互いにもったいないかなと・・・。

お断りしている方々、申し訳ありません。

 

で、今年一年振り返ると、広告業界的にはいろいろあったなと。

思う事をつらつらと。

 

■デジタル上の「メディア」は広告収益に頼り過ぎではないか?

 キュレーションメディアのメディアとしての信頼性が揺らぎました。

 ある種、行き着いてしまったなと・・・。

 というのも、事業主体者が行いたかったのは「広告事業」であり

 「メディアを運営する保管としての広告収益」ではなかったと考えているからです。

 

 メディアの先輩である新聞、雑誌は、

 コンテンツを届ける手段として、有限スペースである紙にまとめ、購入してもらう。

 読者数が伸びれば、広告メディアとしての価値が産まれ、広告収益が伸びる。

 

 さらっと書いてますが、

 自分達がまとめた内容を「コンテンツとして、購入してもらう」のって

 すごく大変な事だと思います。

 

 キュレーションメディアは全く逆の発想です。

 課金できるコンテンツには、そもそもなってない。

 広告収益で事業を成立させる為には、ページビューが必要。

 ページビューが伸びる、伸ばせる情報が良質なコンテンツであり

 最も収益貢献する。雑に書くとこういう事かなと・・・。

 これは「メディア」と言えるのでしょうか?


 新聞、雑誌の記者さん、ライターさんは、

 有限スペースに「まとめて良いよ」と、お墨付きをもらって書いているわけです。

 その世界にあって深い知識と洞察とセンスがあると、

 他者から一定の評価をされている人々なわけです。

 

 旬なニュースをプロピッカーが選ぶNEWSPICSはのような

 デジタルメディアは、広告&課金収益で、きちんと成立している。

 更に言えば、旬なニュースの出元は、ある一定の質が担保されているメディア。

 

 専門家が集まっているオールアバウトは

 広告収益が基本だと思いますが、課金は難しいのかな? 

 

 販売、課金できるレベルのコンテンツって難しい。
 デジタルメディアと括られていても、

 コンテンツのレベルが違うのは当然。

 

 デジタル化によって、誰でも「メディア」を

 名乗れるようになったのは良い事だと思ってます。

 が、コンテンツを届けたいという理由ではなく

 「広告で(簡単に)儲かるから」という理由で、

 開始・運営しているのであれば、再考すべきかと。 

 

 デジタル広告産業は伸び続けていますが、たかが1兆円。

 広告産業全体で6兆円ですが、日本のGNPのざっくり1%しかありません。

 ビジネスの基本は販売すること。

 何でもかんでも広告で賄えるほど大きな収益手段ではありません。

 

 質を求めるデジタルメディアは課金の手段を、

 よりいっそう考えるべきタイミングかなと。

 

 

■広告のネットワーク型配信は、品質を争うべき

 デジタル化によって、メディアは増加。

 課金できないメディアが多いため、広告収益に頼っているメディアばかり。

 デジタル上の広告スペースは無尽蔵に増加し、個別販売は、ほぼ不可能。

 結果的に、デジタルの広告販売、配信方法はネットワーク型に向かわざるを得ない。

 

 広告はメディアへ収益をもたらし、存在できる助けをしています。

 であれば、広告のネットワーク型配信をなりわいとしている主体は

 配信先をきちんと選定し、品質を高める努力を、怠ってはいけないのではないか?

 まだまだ、配信先の総量を競っているように思います。

   

 配信先の質が、広告主に選ばれるようになって行く事で、

 「自称メディア」は淘汰され、自浄作用が働き、

 メディアそのものの質を競う方向に向いていて行くと思います。

 

 メディアが質を競うようになると、広告ネットワークもより質を問われる良循環に。

 メディア側の改善も希望しつつ、広告業界側も健全に向けた努力を。

 

 

 

■広告業って、誰の為に何をしているのだろうか?

 広告業と行っても、存在する職種は多様。

 立場に寄って、上記の問いは変わる。

 

 広告主の為って言う人も多いだろう。

 メディアの存立の為って言う人も多いだろう。

 社会に何かメッセージを投げる事で世の中に伝えるって人もいるかも。

 何が正解ってわけではなく、正解はいろいろなんだと思う。

 

 多様な職種の中に、自分を見いだし、広告業界で働く意義を持ち、

 誰かの為に何かをしている。


 広告主から受けた要望に基づき、愚直に仕事を遂行する。

 メディアが存立するために、枠を預かり愚直に販売を遂行する。

 少しでも生活者の気を引く為に、独創的なアイデアを産み出す。

 そこには、工場のような定型的な業務はないし、これが正解って答えもない。

 なので、仕事をしようと思えば、いくらでもあるし、終わりもなくなる。

 

 広告主が要望しなければ、仕事も発生しない。

 広告業界が提案しなければ、仕事も発生しないかも。

 

 民放ラジオ、テレビの広告枠を取引できなかったら、

 民放ラジオ局、テレビ局はNHKのように国民に課金するのかな?

 

 AIがもう少し発達すれば「これが答えです」って

 クリエイティブが生まれたりするのかな?

 

 などとくだらない事を考えつつ、

 広告業って、業務内容が広く、答えを模索し続け、厳しい仕事だなと改めて思う。  

 社会全般からは、何やってるか理解しにくい部分もあるし、

 存在意義も理解されにくいだろうし。

 

 広告業って、誰の為に何をしているのだろうか?

 まだまだ若造の僕には答えが見いだせていない。

 問い続けよう。

 

 

 

 

社会全般のデジタル化に伴って、広告業そのものも変わって行かないとダメなんだろう。

2016年はいろいろ、業界的に問われた年。

来年は改善に向けて、着実に進むのみ。

 

業界関係者の皆さま、お疲れさまでした。

また、来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 


FIFAクラブワールドカップ2016 準決勝

人生初のサッカー観戦はFIFAクラブワールドカップ2016の準決勝。

北米大陸のチームと、欧州NO1であるレアル・マドリードの戦いでした。

 

会場は港北にある日産スタジアム。なんと7万人収容!すごく大きいですな〜。

会場に入ってびっくり、あれ、残席多数・・・。

チケットが高いので、埋まらないのかな?

皆さん、決勝は気になっても、準決勝は気にならないのかな?

まー、余ってるなら、ド素人の僕が観ても良いですね(笑)

 

北米チームがコールされても、選手交代しても

会場はあまり盛り上がりませんが、レアルがすると

拍手が起こったりと、人気の差は歴然としていました。

 

会場で生で見ていると、なんか煮え切らない展開に感じてしまいます・・・。

TVで観ていると解説があったり、外したゴールシーンのリプレイとかありますが、

会場内では、淡々とサッカーの試合が続いていく感じ・・・。

 

前半、後半ともに、ロスタイムにレアル・マドリードが点を入れる展開で、

結果、レアル・マドリードが勝利。

日曜日の鹿島アントラーズとの決勝戦はどうなるかな?

 

それにしても、寒い・・・。

サッカー観戦って、こんなに寒いのか・・・。

来年はチケット買えたり、もらえたりしたら、社内に配ろうかな・・・。

こういうのも経験ということで。

 

 

 

 


始動2016 最終ピッチ審査

経済産業省さんが主催されているイノベーター育成プログラム「始動2016」

今年は、最終プレゼンの審査員として、お手伝いさせていただきました。

http://sido2016.com/#toppage

 

当初は、メンター的な役割の予定だったのですが、

日程合わず、結果的に、最終審査員として参加、、、。

お歴々が居る中、スミマセン・・・。

 

六本木ヒルズアカデミーで開催された最終プレゼン。

数百名の応募から集まった100名が

5つのチームに分かれて、審査員チーム3名に各自5分間づつ説明します。

 

説明する側は大企業ならではのプラットフォーム戦略策や

これから起業を企てている事業等さまざま。

 

中には、単に『「オープンプラットフォーム戦略を

推進しましょう」というのを社内に説明して推進したいと思います。』

って言う説明までも・・・。

うーん、これでは、概念が広すぎ審査できない・・・。

 

本当であれば、僕もプレゼンする側にならないとダメなのかな?

などと思いつつ、事務局からの指示通り「厳しめ」に審査させていただきました。

どちらかというと「社会を良くする系」というか

ソーシャルアントレプレナーシップの方に高い配点をしてしまったかと思います。

ご容赦いただきたく。

 

説明を聞いていて、「熱意」「志」「意欲」といった

資料だけでは判断できない人間味が伝わってきます。
そういった人は、投資家や仲間から信頼を得て、

企てた事業を遂行していけるんだろう。

 

直接的、間接的に支援したい事業内容も多々あったので、

応援できればと思いました。

 

最終的に20名が選ばれ、シリコンバレーでの研修。

別に選ばれなかったとしても、自社内でプレゼンし遂行して行くのは

誰にも止められる事ではないので、100名のプレゼンターは是非、

自分が企てた内容を、周囲を巻き込みながら

推進していってもらいたいと思います。

 

「大義」「熱意」「志」があれば、理解を得れるはず。

頑張れ〜。

 

 

PS:ヒルズ49Fからの眺めは綺麗でした。

  日本はいろいろ作り上げて来たんだな〜としみじみ。

 

 



profile

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

D2C

D2Cスマイル

selected entries

categories

archives

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM