初トレランは30km

トライアスロンのラン練習と山登りの登山力を鍛えるために

初めてトレイルランニングの大会に参加してみました。

練習がてらなので、知人も誘わず、一人でパッと。

 

参加したのは、

第4回石和・春日居温泉郷 富士山眺望トレイルランの30kmの部。

11kmのラン&ウォークイベントもありましたが、

わざわざ行くので、なかなかチャレンジしない30kmの方で参戦。

 

早朝、中央高速で現地入り。7時にアスリートチェックイン。

ゼッケンなどをつけながら、1時間ほど車で待機。

8時から開会式で、8時半にスタート!

 

参加者は221名の小さな大会ですが、

みなさん、トレランに慣れた感じ。

トライアスロンの初戦にも感じた、周りの人が、皆さん、すごく見える・・・。

僕みたいにグッズが綺麗な人は少ない(笑)

 

怪我をしない! 完走! 体の動きを確認しながら筋力を鍛える!

この3つを目標にして、スタートから丁寧に走る。

 

10kmごろまでは、ほぼ登り。

10kmから13kmが下りで、その後18kmに向けて急な登り・・・。

その後は、多少の登り下りを繰り返しながら、標高270mあたりまで下って行く。

参加者のみなさん、男性も女性も早いです。登りも下りも。

 

 

実際は32kmの距離でした。

最高点は1171m、最低点は270m。

累積標高は2036m。

 

累積標高を高尾山で換算すると、

高尾さんは、登り標高400mなので、約5往復ぐらい。

そう考えると疲れて当然か?(笑)

 

僕は登り、アキレス腱からふくらはぎが重くなり、

下りは距離が進むと腿の全面の大腿四頭筋が筋肉痛に。
やはり、トライアスロン、通常のランでは鍛えにくい部分を使って

運動するのだと理解。

 

通常、筋肉は曲げる事で力を発するのですが、

下りの太腿の筋肉を伸ばしながら負荷がかかる

エキセントリック(伸張性筋活動)が弱い・・・。

山登りの下山をするのに、必要な筋力なので、

陸上トレーニングをしないと厳しいかも・・・。

 

100名山制覇に向けて、考えるならば、

「かも・・・」ではなく、やらないとダメ(笑)

 

天気も良く、富士山も時々コースの合間に見れたし、

当初の3つの目標はクリアできたので、良かった!

明日は太腿筋肉痛、間違いなし(笑)

 

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◾リザルト

 5時間25分51秒

 総合:123位 40歳代:41位。

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PS:頑張りすぎても、しょうがないのですが、

  頑張っても、そんなにタイムが上がったとも思えない大会でした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 


ラン・ラン・ラン

台風迫るこの週末。

数ヶ月前から予定していたレースに知人と参戦。

都合3本ほど、走ってきました。

 

真面目に記録を狙うとかではなく、

トレーニング含みでの参戦なので、そこまで追い込まず。

以下、レース参戦記。

 

◾スパルタンレース

 http://www.spartanrace.jp/ja

 

 5月に日本で初開催されたスパルタンレースですが、

 2回目にして種目が増え、距離が長いスーパー、短めのスプリント。

 さらには、12歳以下の子供向けのKidsレースも開催!

 

 せっかくなので、スーパー(12km)とスプリント(5km)を

 午前と午後で行うコンボで参戦! ついでに子供も、Kidsレース(1km)に。

 目指せ完走!

 

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1:スパルタンレースのスーパー(12km)。

 土曜日の午前に出走。距離は12kmで、マップを見る限り、どうやら山岳コース。

 昇り下りのトレラン要素が加わった感じか?

 

 スタートから急な下り、その後泥道の登りに、、、。

 最初の関門である壁やバーを越えた後、ジャングルジム登って、

 泥水潜って壁越えて、やっぱり来たぞ有刺鉄線。

 障害物はある種、五月開催の延長だったので、まー想定内でしたが、

 トレランコースが厳しい・・・。

 

 特にゴールに近くなる11km地点ぐらいで、

 ふくらはぎが埋まると抜けないような沼地の行進・・・。

 多分、運営側も意図しないぐらい、大雨でドロドロになってしまい

 このようなコースになってしまったのだろう。

 

 僕はトレランシューズで臨んだので、ルートを走ることができましたが、

 普通のランニングシューズで参加していた知人や選手は、

 ツルツル滑って、スピードが全く出なかったようです。

 

 そんなこんなで25個ぐらいの障害を越えて、ゴール!

 いやー、前回とは全く異なり、スパルタン度合いが増してました。

 

 後で確認しましたが、結構早かったみたいです。

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  時間:1時間56分15秒

  順位:1953人(男性1571人)中 90位(男性89位)

     40代では6位! 

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 僕が参加したオープンクラスよりもレベルが高い

 エリートクラスとコンペティションクラスがあるので、純粋な順位ではないですが、

 それなりには早かったらしく、一因にシューズがあるなと。 

 

 

◉Kidsレース

 知人達が戻ってくる間に、ドロドロの服を脱いで着替えて、

 午後のスプリントに備える。その前に、お楽しみのKidsレース!

 

 Kidsレースは1kmの間に、10個ぐらいの障害物で、

 順位を争うエリートもありますが、うちの息子はオープンクラス

 8歳から10歳の競技に参加。

 

 子供も壁越え、平均台渡り、トンネルくぐり、シートくぐりなど

 障害物を越えながら、泥道を進む。

 息子がゴールした時には、顔に泥が跳ねてて、なかなか見ないシーンかも(笑)

 

 息子もメダルをもらって、満足気。

 一緒に参加した子も「もっと長いのが良かった」と。

 ついつい、泥遊びとか避け気味ですが、子供は楽しいんだろうな〜。

 大人が遠ざけてるんだろうなと反省。

 

 次回はもっと長いといいね〜。

 

 

2:スパルタンレースのスプリント(5km)

 一緒の参加者は、温水シャワーを浴びて、温泉へ。

 僕だけ残って、2回目のレース・・・。うーん、寒い・・・。

 辞めとけば良かったかも・・・。

 

 2時半に出走。

 コースはスーパーの短い版なので、基本的に理解。

 寒いのでさっさと終わらせて、温泉に行きたい。

 

 4kmすぎた最後がスーパーと異なって、

 ドロドロの沼地ではなく、粘土層の山を10メートルぐらい登る。

 こちらも皆さん、ツルツル滑って大変そう。

 僕はササッと昇りきり、ゴールを目指すが、細い道になると渋滞で全く進まず・・・。

 スーパーの人達と比較すると、装備や準備が足りない人が多い気が・・・。

 

 抜ける部分は抜いて、無事ゴール。

 

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  時間:1時間16分40秒

  順位:2005人(男性1474人)中 67位(男性53位)

     40代では6位! 

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 こちらも、なんかいい順位。

 やっぱりシューズが良かったんだろうな。

 

 サクッと着替えて、子供達が待つ温泉に向かい、お湯に浸かる。

 ハー、気持ち良い。極楽極楽。

 

 参加選手の中には、低体温症になる人もいたかも・・・。

 危ない危ない。

 

 

 

 その夜、日曜開催のスパルタンレースの中止メールが届く。

 まー、そうだわな・・・。

 

 午前と午後ではコースコンディションが

 猛烈に悪化してたので、しょうがないだろう。 

 

 午前、午後と1本づつやりましたが、上半身が筋肉痛になるのは、前回同様。

 特に前腕が重い・・・。トライアスロンでは全く使わないからな〜。

 

 

 スパルタンレースは、日本開催分は全てこなしているので、メダル3つ。

 子供の合わせて家に4つ(笑) 次回開催分は、どうしようかな・・・。

 

 

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◾軽井沢マラソンフェスティバル

 http://sanspo-marathon.net/karuizawa-fes/

 

3:ハーフマラソン(21.5km) 

 早朝に起きて、軽井沢へ新幹線で向かう。

 理由は知人のハーフマラソンにお付き合いで出走するため。

 まー、これも練習。

 

 駅を降り、アスリートチェックイン。

 雨、雨、雨、、、コインロッカー近くで着替えて、外で待つ。

 雨、雨、雨、、、スタート時刻まで後5分。

 雨、雨、雨、、、スタートの号砲とともに、雨よけゴミ袋を脱ぎ、いざ出走!

 

 走ってる間は、ずっと雨。

 体が暑くならずに良いかもしれませんが、少し低体温気味・・・。

 うーん、寒い。

 

 5km、10km、15km、特に大きく崩れることもなく、淡々と。

 ハーフマラソンを20kmと考えると大間違い。約22kmと考えた方が良い。

 

 15km過ぎても、淡々と走り、ゴール。

 本当は旧軽井沢近辺の別荘地を紅葉見ながら走る予定だったのに、、、

 まー、これも経験。

 

 タイムもそこそこ。ハーフのベストが数年前の1時間45分だったので、

 前日のスパルタンレース、当日の雨コンデションを考えると、素晴らしい。

 

 初ハーフマラソンに挑んだ知人も無事ゴール。

 良かった!良かった!

 

 で、早々に温泉へ。 フヒー、極楽極楽。

 厳しい体験をすると、嬉しさ倍増。

 

 

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秋の行楽とトレーニングを兼ねる予定が、雨で厳しいものになりました。

逆を言えば、寒い雨の中、自分でトレーニングすることもないだろう。

なかなか経験できない事を、体験できたので、良かったことにしよう!

 

主催の皆さん、ボランティアの皆さま、

応援していただいた皆さま、会を運営していただきまして、ありがとうございました。

両方の大会の参加の皆さん、お疲れ様でした!

 

 

 

 

 

 


第30回 沼津千本浜トライアスロン

スイムの朝練メンバーが、大勢出るというので、僕も参加。

 

今回の距離はスプリントと呼ばれる、25.5km。

オリンピックディスタンスと呼ばれる標準距離である51.5kmの半分です。

 

個人で3種目こなす通常のスプリントレース、

スイム、バイク、ランを選手が交代していくリレーもありますが、

エントリーしたのは、なんと「駅伝」。

 

第1走はスイム750m、バイク20km、ラン5km

2走、3走がスイム500m、バイク20km、ラン5km

で3人で合計タイムを争います。

 

トライアスロン大会としては、珍しい駅伝スタイルの大会。

ゲストにはデンジャラスのノッチさんも参加。

僕は3走なので、メンバーに迷惑かけないように、気楽に行こう!

 

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沼津へは、自走。当日朝4時に起床して、知人をピックアップ。

その後、渋滞に引っかからないように高速を移動し、現地入り。

 

初めての沼津は、快晴! 

ここ数年は、後半になると海のうねりや天候悪化で、

3走はスイムをスキップしていたらしいが、

今年は天候に恵まれ、安定している。

少し暑いが、トライアスロン日和!

 

8時半ごろ、1走スタート。

スイムはかなり早く、頑張ってる。

バイク、ランと落ちてきて、少し疲れ気味。

順位を目指してないので、怪我くUPしてくれれば、それでOK!

 

2走は女性。宮古島大会でも一緒でしたが、僕よりも早い方。

今回もスイム、バイク、ランと堅調にまとめてきて、素晴らしい仕上がり。

さー、僕の出番。

沼津の海で泳ぐのは初めてでしたが、水温26度と少し温かめ。

500mなので、コースをミスせず、きっちり泳ぎきる。

何人か抜いたかな?

 

砂浜から階段を登り、バイクに。バイクは岸壁の往復20km。

どうやら今年は20kmに足りない距離になってるらしい。

行きは向かい風、戻りは追い風。

数名に抜かれ、数名を抜くぐらいだったので、個人的には悪くない。

 

さてと、最後はラン。

走り始めは、いつも重いのですが、

今回は走り初めから終わりまでズーンと体が重い感じ・・・。

こないだの北岳登山の疲れが抜けきってない・・・。

松林の中などを抜けるコースで、下は砂利とか。少しトレランぽい感じも。

 

応援をもらっても、暑い・・・。だるい・・・。頑張りが効かない・・・。

さすがに5kmだったので、歩くことはせずにゴール。

最後のゴールは3人で手を繋いで!

 

 

結果的には、2走の女性が一番早く・・・。すんませんでした・・・。

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◾リザルト(駅伝)

 総合記録:4時間2分25秒 57位/135チーム

 一般混合:13位/47チーム

 

 個人記録:1時間19分50秒

  スイム:9分35秒 バイク:42分28秒 ラン:27分47秒

 

 

 

いやー、宮古島の大会以降、練習量が落ちてます。

と言っても、短い距離なので、スピードを上げないとダメなのですが、

全くスピードが上がらない・・・。

 

心拍数だけは上がりましたが、ロング系と比較すると

体が動き始める前に、負荷をかけて終わってしまう感じ・・・。

かえって辛いかも(笑)

 

 

何れにしても、怪我なく、楽しく、終えることができて良かったです。

 

 

 

 

 

PS:朝練メンバーのリレーチームは男子、女子、女子の混成チームでしたが、

  男子3名のチームなども抑えて、総合1位。素晴らしい〜。

 

 

 

 

 

 

 


スパルタンレース@相模原

日本初開催のスパルタンレースに知人と参加。

http://www.spartanrace.jp/ja

 

2010年に米国で始まった障害物レースですが、

世界各地で開催されており、やっと日本上陸という感じらしい。

 

スパルタンレースにはコース設定がいくつかあって、

・スプリント:5km前後+20個ぐらいの障害物

・スーパー:10km前後+25個ぐらいの障害物

・ビースト:20〜30km前後+30個ぐらいの障害物

と、長くなると同時にクリアする障害物も増えて行くようです。

 

障害物をクリアできない場合は、その場でバーピーを30回すると

次に進めます。

 

簡単に言えば「大人の障害物競走」って感じかなと。

 

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今回は日本初開催なので、スプリントのみ。

コースは7km+22個の障害。

相模原にある米軍基地内に設けられた

特設会場で5000名の参加者を集めて実施。

 

5000名もの奇特な人が集まった訳ですが、

外国籍の方が多いのと、皆さん筋肉ムキムキしてる感じ(笑)

 

マラソン大会やトライアスロン大会とは

鍛えている方向が全く違う感じでした。

 

9時にエリートと呼ばれる、本気で記録を狙う人がスタート。

1位の人は7km+22個の障害を35分で走破。

 

マラソンで言えば、5分/kmですが、ほふく前進や槍投げ、

サンドバッグ運びなどなどこなして35分って、恐ろしい早さ・・・。

 

まー、うちらは気楽に行きましょー。

ということで、出走は10時45分。

司会の合図で、スタート。

あまり詳細に言うとネタがバレてしまうので、少しだけにしますが、

バーを乗り越え、有刺鉄線のある泥沼を匍匐前進し、バケツ一杯の石を運んだり、、、

走る途中で筋トレしている感じでした。

自分には握力が無い事にびっくり。

まー、トライアスロンじゃ、使わない筋肉だからな〜。

 

障害物をクリアする時には、協力しても良いので、

皆さんチームを組んで、わいわいと。

 

最後のロープクライムをやったあたりで、59分。

せっかくなので1時間切っておこうと、ゴールまではダッシュ。

本気で行ったら、50〜52分前後かな?

 

マラソンとも、トライアスロンとも、筋トレとも違う

大人の障害物競走。

 

流行りそうな予感です。

 

 

 

あー、楽しかった!

 

 

 

 

PS:行き着く所は、AGOGEのようです・・・。

 こりゃコンバットトレーニングだな・・・。

 http://www.spartanrace.jp/en/race/race-types/endurance-races?article=29031

 

 

 

 

 

 

 

 


第33回全日本トライアスロン宮古島大会 その2

朝4時に目覚める。想像以上に緊張しておらず、良く寝れたかも。

 

スタートまでに行うのは、

最終チェックイン、朝食、バイクの最終セット、

トランジションへの荷物預け、ストレッチ、トイレ(笑)。

これらをこなして、7時のスタートを待つ。

 

天気は良好。落ち着いた風。トライアスロン日和!

 

今回は約1650名の参加者ですが、浜辺からの一斉スタート。

なので、スイムバトルが繰広げられます・・・。

泳いでる人の上に乗り上げて来たり、選手同士がぶつかったり、、、

うー、嫌だ。嫌だ。嫌だ・・・。

よし、スタートダッシュで抜け出そう!

 

ということで、今回の作戦はプロやエリートと一緒に

一番最前列からスタートする事に。

お!大学のサークルの後輩が居るぞ。お互い頑張ろう!

 

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スタートの合図とともに、泳ぎだし。

多少のスイムバトルはあるものの、早めに抜け出し、

少し息が上がったので、背泳ぎをして、整える。

 

さて、3kmの道のりですが、いつもの通り淡々と。

1700mでブイをターンし、浜に向かう。が、引き潮で、進みが遅くなる。

こりゃ、選手皆さん大変だろうな〜などと考えながら、淡々と。

 

※後で、聞きましたがスイムの関門で、100名超の方が

 タイムUPによる棄権扱いに・・・。

 そこまで流れキツくなかったと思うけど・・・。

 

浜に上がろうと立ち上がった時に、痛みを覚えて転ぶ。

どうやら珊瑚かなにかで足裏を切ってしまったようだ・・・。

うーむ、しょうがない。そのまま行こう。

 

スイムは52分ぐらいで、UP。

あまり疲れてないぞ!いい調子!

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バイクウェアに着替えて、向かうと

バイクがずらっと並んでる。

かなり早めにスイムUPできたようだ。

無理し過ぎずに、自分のペースで行こう。

 

伊良部島の30kmまで約1時間。いい感じ

池間島の60kmまで1時間5分。こちらもいい感じ。

東平安名の98kmまで1時間23分。少し落ちて来たけど

時速28kmぐらいを保ててるので、良いペース!

うぉ、これならバイク6時間切れるかも?!

と、喜んだのも束の間、、、

「ピっ」と音がした後、「ゴトゴトゴト・・・」

スピードが、徐々に落ちて行く、、、なんと後輪がパンク(涙)

トライアスロン人生で初パンクだ〜。

修理キットも持って来てないし、こりゃ棄権かな・・・。

後続にどんどん抜かれる・・・。

はー、悔しい・・・。

どうしようかな・・・。

 

ン?待てよ?

もう一つ橋超えて進めば、ホテルにある

予備ホイールと交換できるぞ。

まだ数キロあるけど、なんとか辿り着こう!

 

ルートをはずれて、ホテルに戻り、ホイール交換。

F1のピットインみたいだな〜。よし、復帰!

残り30kmぐらいだが、頑張ろう!

 

なんとかかんとか、バイクもフィニッシュ。

よし、後は走るだけ!完走はできそうだ!

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ランウェアに着替えて、スタート。

最初の足取りは重く。その後、少し軽くなり始める。

 

往路が緩い登り道、復路が緩い下り道。

日は暑いが、風は涼しく。

 

島民からの応援が多いな〜。

折り返しには、宮古島マモル君の人形。

TVクルーも居たので、映ってるのかな?

 

何人か知り合いとすれ違い、「頑張ろう!」と声を掛け合う。

抜かれるよりも抜く方が多い。

 

膝も少し痛いが、まだまだ行ける。

今回は調子いいな〜。

 

折り返しが約2時間20分。

30km(10km)で約1時間。

35km(5km)で36分

残り7キロ、行けそうだ。

スタジアムに入り、ゼッケンナンバーと名前が呼ばれる。

「おかえりなさい!」と。

 

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11時間48分05秒

ゴールテープを切る。

 

想定13時間だったのが嘘のよう。

12時間切りを果たせたなんて、夢のよう。

良かった良かった。疲れもほどほど、大満足!

 

 

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徐々に日が暮れて来て、13時間30分の制限時間が迫り来る。

一緒に参加した知人は間に合うかな〜。

 

この大会は応援が凄い。

ゴールも仲間と。誰がランナーだがわからないぐらい。

けど、この応援があるから頑張れるのかも。

 

 

残り、10分、5分、、、ダメかな・・・。

と、待っていると、残り2分で競技場に!

なんと残り29秒で無事完走!

 

自分のゴールでは、涙でなかったけど、

知人の完走には、なぜか涙が。よく頑張った〜!

 

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■オフィシャル記録

 総合タイム:11時間48分05秒 (500位/1552人)

  男性463位/45〜50歳カテゴリー110位

 スイム:3km 52分09秒(69位)

 バイク:157km 6時間10分18秒(989位)※T1含む

 ラン:42km 4時間45分38秒(408位)※T2含む

 

スタート人数1552名。完走者1263名(完走率81.4%)

スイム棄権100名、バイク棄権49名、ラン棄権140名。

 

プロが20人ぐらい居るって考えると、スイムは早かったな〜。

けど、バイク遅すぎ。ランは良かった!

課題はバイク・・・。練習方法を見直さないと。

 

 

 

ゴール後に、ホテルで汗を流して、焼肉へ。

翌日はバイクを片付け、プールサイドでゆっくりと。

 

参加を許してくれた、家族、会社のメンバーに感謝。

あー、楽しかった! 次、何でようかな〜。

 

 

 

 

 

 

 


第33回全日本トライアスロン宮古島大会 その1

日本ではロングのトライアスロン大会として名高い

宮古島ストロングマンに参加。

 

スイム3km、バイク157km、ラン42kmの計202kmなので、

ロングのアイアンマン大会よりも24km短い大会ですが、

33回の歴史を数える日本屈指の大会です。

 

本当は木曜日に、現地入りしたかったのですが、

諸事情により金曜入り。日曜が本番なのに大丈夫かな〜。

 

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羽田から那覇経由で、宮古島入り。

トライアスロン大会に参加する人の荷物の載せ替えでフライト遅延・・・。

僕は、バイクを別便で送付しているの直接迷惑かけてませんが、

他の同乗者に対して、申し訳なく・・・。

 

宮古島空港到着後はホテルに直行。

部屋に入って、バイクにのって、アスリートチェックイン。

 

その後は、夕方のオープニングセレモニーまで、

ストレッチ等して過ごす。夜は居酒屋さんで知人達と。

 

土曜日は早朝に起床。7時にはスイム試泳。

ウェットスーツがめんどくさいな〜。

その後は、部屋にてストレッチなどしながら、ダラダラ過ごす。

日に当たると疲れるからね〜。17時には夕飯食べて、20時には寝始める。

明日は4時起床。天気が良いといいな〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


煩悩払いの108本スイム

本日、午前は、煩悩を払う?!108本スイムトレー二ング。

 

以前、50mでやったことはありましたが、今年は100mで参戦!

クロール100mを108本、2分サークルで淡々と。

 

途中水分補給は行いましたが、何か食べれば良かった。

完全にエネルギー不足で70本目あたりから、急激にスピード劣化・・・。

10km以上泳いだ訳ですが、さすがに疲れました・・・。

 

来年はもう少し厳しいスイムトレーニング環境に移るので、頑張ろう!

 

 

 


IRONMAN Malaysia2016 その3

マレーシアのビーチリゾート、ランカウイ島で開催された

アイアンマン226kmを完走できて一安心。

 

世界中の40カ所ぐらいで開催されていて、1000人づつぐらいは参加してるので、

都合4万人程度、毎年フィニッシャーが生まれているので、珍しくもなんともないのですが、

自分が練習を通じて、大会に参加して、学んだ事や思った事を。

 

■変化は確実性を持って起こせる。

 高校生の時は水泳部で、毎日トレーニング。

 大学の時は水泳を教える側になりつつ、ライフセービングの免許も取ったし、

 スキーの国際資格も取ったりしていたので、運動していたので

 比較的体力には自信があったほうです。

 

 しかし、大学卒業後、電通に入って以降は、業務過多。

 要は社会人になってから約15年程度経つ40歳までは

 運動をほぼしない生活。肩こりもあるし、腰も歪んでいたい。

 そんな体をどう変化させていくのか?

 

●まずはトレーニングに耐えられる基礎作り

 2011年に「トライアスロン大会に出る」と決めた時に

 まず取り組んだのが「歩く」事。

 

 基本動作ができなければすべてできない。

 運動の基本は歩く事=体を捩る、捻ること。

 最初の目標は30分。その後1時間に。

 それと同時に、柔軟性の向上を目指し、ストレッチも開始。

 関節の稼働域が拡がらないと、楽になっていかない。

 

 次は「走る」事。最初は3kmから。

 それでも息はゼーハーゼーハー、ヒーフーホーホー・・・。

 

 トライアスロンはスイム、バイク、ランと続く訳ですが、

 要は全てのベースとなる心肺機能を向上させないといけない。

 ゆっくり走ったり、スピードをあげたりと、変化をつけつつ、

 6km、8km、10kmと徐々に距離を伸ばす。

 

 10kmぐらい走れるようになったのが、

 本格的なトレーニング再開のサインだったと思いますが、

 10km走ると1週間ぐらい筋肉痛がでるし、

 踵の動きも悪いなり、体全体が辛かった。

 

 なので、月に2〜3回ぐらいしか練習できませんでした。

 それでも、少しずつ体は動くように。

 

●3種目の個別目標

 2012年になり、11月のロタ大会に出るのを決める。

 退路を断つ為に、社内外に「出る」事を宣言。

 

 泳ぎは区民プールで、1回に1200mぐらい練習。泳げて週に1回程度。

 高校の現役時代は毎日3500mぐらい泳いでいたので、比較できないぐらい少ない距離。

 が、無理をすると背中が痛むので、50m×24本をキックとプルとドリル練、

 1200〜1500mぐらいで抑えめに練習。

 

 梅雨時にバイクとローラー台を購入して「漕ぐ」練習開始。

 最初は30分も漕ぎ続ける事ができない。

 体の動かし方自体が、初めての事だらけ。

 しかもTTポジション(体を前に傾けて走るエアロポジション)を取ると

 肩甲骨や腕が辛くなり、持たない。

 

 ローラー台の負荷をかけずに1時間回せるようになったのは、

 開始してから4ヶ月ぐらいたった大会直前の10月。

 翌月は51.5kmの大会本番。心配だったな〜。

 

 ランは、2週に1回、10km程度。

 スイムもバイクも練習があったので、それでも楽ではなかった。

 

●1日3種目実施=トライアスリートに

 実質「歩く」訓練から再開して1年半で迎えた2012年のロタ大会。

 初めて同じ日に3種目行う経験。

 

 初ウェットスーツ着泳、トライスーツでバイクに乗り、

 外で走るとTTポジションが取れず、ランが走りきれなかった経験。

 ゴールできた時の達成感は、今でも忘れる事が出来ません。

 

 体の変化の視点から見ると、1年半掛かったという事です。

 が、1日に3種目をこなし、51.5kmを3時間で完走できる体にはなったわけです。

 

●変化の継続

 その後、継続的にトレーニングをしつつ、年に2回ぐらいの大会をこなす。

 満足できた大会も、失敗した大会もありましたが、継続的にトレーニング。

 体力的には一進一退な感じ。調子が良い時もあるが、悪い時も。

 

 トレーニングをするだけではなく、会食を少し控え、酒量を落とし、

 食事バランスもより気を使うようになったのはこの頃。

 

 いつかはアイアンマンと、おぼろげなイメージを思い始めたのは、2014年かな?

 パラオで開催された51.5kmのトライアスロン翌日に、

 100kmバイクをそれなりのタイムで走りきれた時に、

 「あ? もしかして僕もアイアンマン目指せるかも?」

 

●アイアンマンクリアの必要条件 

 「いつかはアイアンマン」という目標を立てた後は

 必要条件をクリアする為に、個別目標を設定。

 ・スイム:短距離ではなく、長距離型の泳ぎに変更

 ・バイク:180kmのロングライド達成

 ・ラン:フルマラソンの完走

 

 練習方針:最低でも練習は3種目を週に1回づつ

 ・スイム:早朝スイム練の定例化、長距離練の場所を確保

 ・バイク:効率的なスピンニング技術の獲得、ロングライドイベントへの参加

 ・ラン:月間走行距離40km以上、マラソン大会の参加

 

 個別目標のクリアを行う為に、いろいろと探る。

 ・2015年 2月フルマラソン@東京。

  約4時間で完走しましたが、実はランのトレーニングは月30kmぐらい。

  まだラントレーニングをすると、体が辛かったので、

  練習距離を伸ばす事ができない状態でした。

 

 ・2015年 5月ハーフアイアンマン@ダナン

  バイク90kmのロングライド後の20kmラン。

  ランは崩れてしまったものの、約6時間でフィニッシュ。

 「これならフルのアイアンマンを完走できるかも」という手応え。

 

 ・2015年 11月ハーフアイアンマン@ロタ

 ・2016年 3月フルマラソン@横浜

 ・2016年 6月180kmバイク@ツールド宮古島

 ・2016年 9月〜週1回の早朝4kmスイム練

 

 個別に立てた目標に基づき、練習を続け、クリアしていく。

 大会を完走できてきたということは大方針に間違いはなく、

 着実に身に付いて来ているという証し。

 

 226kmにおよぶアイアンマンをクリアするにあたって、 

 残ったのは条件は「3種目連続を続けられるかどうか?」だけになる。

 ここまで来ると、やってみないとわからない。

 あとは、栄養補給戦略を立てて、着実に遂行するだけ。

 もしかしたら体の準備ではなく、精神論だけなのかも。

 

●いざ挑戦

 「挑戦」と言うと「とりあへずやってみる」という風に捉える人も多いかもしれません。

 が、確実にクリアする為には、周到な準備が必要です。

 

 2012年のロタを起点に考えれば約5年間。

 その準備期間を入れると、約6年の期間を経て準備してきたことになります。

 知人曰く「ホウシュはアイアンマン、楽勝だと思うよ」とか言われたりもしましたが、

 無謀な挑戦をするつもりは毛頭ないし、制限時間ギリギリでゴールしたいとも思わない。

 

 なので、ロングのアイアンマンは3年あればクリアできると言われる中、

 少しゆっくりと準備をして、生活スタイルを変えてのぞみました。

 

 一つ前のエントリーで書いた通り、結果的には、無事クリア。

 フィニッシュを迎える事ができました。

 戦略の策定、戦術の策定、実施遂行は無事完遂できたという事。

 

 今では体を動かさないと、血流が滞る感じがし居心地が悪く

 会食では2次会に行くと眠くなる自分が居て、

 早朝に起きて練習しようかな?と思う自分が居ます。

 

 突然変異は意識的に行えませんが、長期と短期の目標を立てて、地道に着実に進めば

 「変化は確実性を持って起こせる」という事です。

 

 

■トライアスロンを行って、得たもの、学んだもの

 この数年、トレーニングを継続して行く生活の中で学んだものは数多くあります。

 ・体(脳、神経、筋肉)を動かす事の重要性

 ・練習と休息の重要性

 ・平常心、脳を健全に保つ事

 ・変化は確実性を持って起こせるという事

 ・効率的な時間の使い方

 ・楽しむ事の重要性

 ・生活の朝型化

 ・自然の豊かさを強く意識

 などなど。

 

 とくに226kmのアイアンマンを体験して学んだのは

 「脳にストレスを与えない方法=今を過ごす方法」かもしれません。

 

 あまり言い過ぎると、宗教がかってきてしまうかもしれないので、

 詳細は触れませんが「過去と未来を意識せず、今を意識しつづけ身体を意識する事」

 と述べておきます。マインドフルネスというか、禅的思考というか、、、

 

 目標ゴールタイムやランやバイクのスピードや残り距離=過去と未来を意識せず、

 ランの時に足裏に痛みを感じても「足裏が痛いんだな」と認め、受け入れ=今を意識し、

 一歩一歩こなす。そんな感じです。

 

 

■なぜ経営者が取り組む事が多いスポーツなのか?

 トライアスロンは経営者が取り組む人が多いスポーツと言われますが、

 アイアンマンを経験して、納得できた感じがします。

 

 バイクの価格が高いとか理由の一つかもしれませんが、

 ジャストアイデアや思いつきではなく、

 戦略思考がないとクリアできないんだと思います。

 

 トライアスロンのスタンダードと言われるオリンピックディスタンスは51.5km。

 ミドルディスタンスのハーフアイアンマンは113km。

 ここまでは、ガムシャラにやるだけで完走できるかもしれません。

 

 が、226kmにおよぶロングディスタンスであるアイアンマンは、

 事前の練習、当日の補給作戦、天候やなんかあった場合の回避策など

 戦略に基づき、戦術策定をしないとフィニッシュラインに辿り着けない。

 

 アイアンマンの参加者が10代、20代が少なく、

 30代後半から40代が最大のボリュームゾーンというのも、

 いろいろなビジネス経験をして、戦略思考を身につけているから

 楽しめる理由なのかもしれません。

 

 誰に強制されるわけでもなく、自らのぞんでやるわけで、

 セルフモチベート、セルフマネージメントできるってのも

 経営者に必要な能力。なので、合ってるんじゃないかな?

 

 

■これからも続けるか?

 アイアンマン完走は今年の僕の人生目標の一つ。

 完走時の感動もありましたが、まだ行けそうという感覚があります。

 タイムを縮めたいというよりも、トレーニングする生活スタイルを続けるのにあたり

 世界中で開催されている、綺麗な自然を楽しめる大会を目標に参加していく

 というのが、素直な所かなと。

 

 知り合いには、100kmマラソン、サハラマラソン、南極マラソン、

 無酸素単独エベレスト登頂など、様々な目標を立てて、黙々と邁進している人も多い。

 

 できるだけ生活スタイルの中にとけ込んだ形で

 トライアスロンとの関わりを続けたいかなと。

 

 

 

会社のメンバー、家族、健康に生んでくれた親にも感謝。

ゴールできて良かった!

 

 

 

 

 

 


IRONMAN Malaysia2016 その2

大会当日、朝4時半起き。

前日早く寝れたのですが、途中日本からのケータイ電話で起こされる・・・。

間違い電話かな?誰からだろう?

 

お粥やフルーツ等、軽めの朝食の後、

バイクタイヤの最終空気入れ、飲み物セット、ストレッチをして過ごす。

 

思ったよりも緊張もしておらず、怪我も痛みが和らいでいる。

なんとかゴールできそうだ。

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日の出とともに男子、女子のプロがスタート。

年齢毎のスタートではなく、スイムの早い順に、

数名ずつローリングスタート。なので、早そうな女子も一緒に泳ぎ始め。

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水は適温で、海パン&ゴーグルで泳ぐのが気持ち良い。

ピッチをあげず、ストロークを少なく、息をあげないように泳ぐ。

 

スイムは1.9kmを2周回。

1周目を泳いだ時にビーチに上がり、小走りで移動して2周目に。

立つと重力を感じる。一度泳ぎ始めてペースが取れれば、陸に上がらない方が楽かも。

やはりアイアンマンにチャレンジする人々の集まりなので、皆さん早いし、強い。

僕の後ろにぴっちりつけて、ドラフティングする人や、乗り上げてくる人。

横で一緒に泳いでいると、ぐるぐる腕を回して泳いでいる人など、それぞれ。

僕は混雑しているコースを避けて、淡々と泳ぐ。

1時間10分前後でスイムフィニッシュ。息も上がりすぎず、疲労も少ない。

 

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ゆっくりとバイクトランジションを行い、バイクスタート。

バイクは90kmの2周回。事前の確認によると獲得標高は1200m。

180kmで考えると、急激な上り下りは少ないってことだが、数カ所あるらしい。

想定時間は7時間。長丁場なので、とにかく疲れ過ぎないように、安全に。

 

いつもよりもギアは軽め、ケイデンス(回転数)高めで、脚への負荷をとにかくかけないように進む。

暑さ対策として長袖を着て直射日光からのダメージを軽減。

 

水分は多めに取り、筋疲労対策補給食、エネルギー補充食も

20km毎に設定されたエイドステーション毎に取り続ける。
 

多少、左大腿骨の怪我が痛いが、それ以上に、普通の疲れの方が響く。

怪我したせいで、かえって、力を抜いて走れているかもしれない。

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多くの人に抜かれてしまったが、他人は他人。僕の目標はあくまで完走。

時間、スピードを意識せず、20km毎のエイドを目指して、淡々と走るのみ。

 

170kmを過ぎるあたりで、ゲリラ豪雨並みの、雨風・・・。

あと少しで濡れずにバイクフィニッシュできたのに・・・。

急な横風に煽られるのを抑え、ブレーキが効きにくくなるのでスピードも抑え、

最後の最後で、安全第一の走り。気を緩めずに、トランジションへ。

バイクは約7時間30分。想定よりも30分ぐらい遅いが、脚はそれほどそれほど疲れてない。

これならランも走りきれそうな感じ。

 

 

=============================================

濡れた体を拭きながら、ラン支度。

ビンタンでの反省を踏まえ、腰、太ももはランニング用タイツ。

ふくらはぎはコンプレッションウェアも装着。

脚を中心にストレッチをした後に、ランスタート。

 

あれ?

トランジションに15分ぐらいかかってしまった・・・。

休み過ぎかも・・・。

 

走り始めから、大雨。道路は冠水。

先が思いやられるが、暑いよりも良いのかも。

走り始めは、日があるが、ゴールは夜になるだろう。

この時間なら歩いてもゴールできそう。

気持ちを楽に一歩一歩進んで行こう。

 

エイドは2km毎。さすがアイアンマン。しっかりした大会運営。

飲み物、バナナ、補給食、体を冷やす為の氷など、至れり尽くせり。

 

1周目が終わり、だんだん辺りは暗くなってくる。

エイド以外は止まらずに走り続ける。

 

歩道を照らすのは、満月の明かり。

と、ボランティアが止めておいてくれた自動車のライト。

ありがたい。

 

You can do it.

Keep moving.

Go Go Go.

You will be an IRONMAN.

 

様々な応援が聞こえる。

こんな時間まで応援してくれてるだけで、ありがたい。

 

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25kmあたりも快調に。スピードを上げもせず、下げもせず。

 

 

2周目を終えて、残り約8km。

バイクを飛ばし過ぎた人が多かったのかな?

いつもならランで抜かれまくるのだが、今回は僕が抜く人の方が多いかも。

もう少しスピードUPもできそうだが、急な変化は痙攣を引き起こすので、

あせらずに、淡々と進む。バイクで力まなかったのが効を奏したようだ。

 

 

時計も見ず、距離も気にせず、

一歩一歩、力まないように脱力しながら走り続ける。

目標はエイド間を走り続ける事。時間でも順位でもない。

自分に何度も言い聞かせながら、淡々と走る。

 

さー、ラスト100m。ゴール目前。イェ〜やったね!

暖かく見守る観客の中、フィニッシュ!

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「699 Takayuki from Japan. You are an IRONMAN〜」

アイアンマン恒例のフィニッシュコール。

 

泣くかな?とか思っていたが、特に大きな気持ちの変化もない。

淡々とメダルとタオルを受け取り、フィニッシャーゾーンに入る。

 

フィニッシャーTシャツをもらい、飲み物を少し飲み休憩。

預けておいた着替えをピックUP。

 

思ったよりも疲労感は薄く、感覚的には、もう少し走れたし、追い込めた感じ。

追い込みすぎると潰れるし、ゆったりしすぎると取り返しがつかない。

バランスが難しいな〜。

 

結局、ランは5時間10分。4時間台を目標にしていたので、少し残念。

だが、怪我せず、無事フィニッシュできた事に感謝。

 

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今年の目標の一つであった、アイアンマンの完走。無事完遂。

226kmは長かったけど、人間やればできるもんだ。

雑感は次のエントリーにて。

 

 

■リザルト 14時間26分46秒

 511位(944人中)  77位(40−44歳カテゴリー139人中)

 スイム:1:09:44 188位(944人中)、24位(カテゴリー139人中)

 バイク:7:37:01 617位(944人中)、93位(カテゴリー139人中)

 ラン:5:10:57 511位(944人中)、77位(カテゴリー139人中)

 

 T1: 11:47(スイム→バイク移行)

 T2: 17:17(バイク→ラン移行)

 

 

 

PS:トランジション、ゆっくりし過ぎかも(汗)

 

 

 

 

 

 


IRONMAN Malaysia2016 その1

今年の目標の一つである、アイアンマンマレーシア大会に参加。

今まで経験して来たミドルディスタンスのアイアンマンの倍の距離。

スイム3.8km、バイク180km、ラン42kmの226km。

考えただけでも長い距離ですが「今年はやる」と決めていたので完走を目標に参加。

 

土曜日が大会本番ですが、規定により木曜日までにアスリートチェックインを済ませ、

金曜には、バイク、ランに使う荷物をすべて預けなければいけません。

 

今回はスイムからバイクのトランジション(T1)、

バイクからランのトランジション(T2)、フィニッシュポイントの全てが違うので、

どのタイミングで何を用意すべきなのか?など、いろいろシュミレーションした用意が必要です。

 

ビーチリゾートでの大会なので、バイク、ランでの暑さ対策とか必要です。

遅い人は日が暮れてのゴールなので、体が冷えないようにとか、ライトをどうするか?とか。

ルートにある補給食では足りない場合や、合わない場合は、自分で用意しておかないとダメです。

 

トライアスロンの基本は「自己責任」。

当然、海の安全確保の為に、ライフセーバーがいたり、救急車が用意されていたり、

医師もいますし、バイクメンテナンススタッフも居ますが、

バイクのタイヤがパンクしても、暑くても寒くても、

コンタクトが外れても、補給食が足りずお腹がすいても「自己責任」。

 

体力もそうですが、どう対応して、乗切るか?が試されています。

そもそも無事にスタートして、怪我せずゴールできるかな?

 

================================

水曜日に現地移動。着後ホテルチェックインは夜中。

木曜朝にスイムの試泳をして、バイクを組み立てる。

 

バイクやロードの確認含めて、アスリートチェックイン会場までの約10kmを自走で向かう。

走り始めて5kmぐらい。調子は悪くないが、路面は善し悪しあり。まー、ゴールはできるかな?

と思った矢先、何の変哲も無いカーブで、コケル、、、。

 

スピードはそれほど出ていませんでしたが、大腿骨を打撲、左前腕、手のひらに擦り傷・・・。

バイクパンツも少し破けてしまったが、なんとか使えそう。

バイクはギアチェンジの一つにダメージがあるが、直せそう。

チクショー、、、いままで一回もこけた事無いのに、こんなタイミングで転ぶかね・・・。

ハー、これも試練か・・・。受け入れよう・・・。

 

とりあへず、自走しアスリートチェックイン会場に。

アドレナリンが出てるのか、それほど痛みを感じないが、

大腿骨周辺が腫れて来た、、、こんなので大会に出れないのも嫌なので、

いけるところまでやってみて、ダメだったら、最悪「棄権」しようと心に誓う。

 

アスリートチェックインをして、ナンバーがついた腕輪をした以降は、

ゴール後、荷物を引き取るまでは外せません。なんか、飼われている感じ、、、。

 

金曜朝には日本語での大会ルール説明。

日本人参加者が多いので、特別に行われているようです。

タイ語、中国語もありました。

 

 

怪我をしたのは木曜日。金曜日には若干回復。

明日までにはもう少し良くなるかな?

 

目標はタイムではない。完走だ。怪我もダメ。

焦らずに、淡々と行こう。

 

 

 

 

 

 



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